スタミュ ミュージカル 2nd season

久々の観劇感想です。

ブログを書いていない間は推しを拗らせてめちゃくちゃ小劇場に通ったり、訳のわからん虚無舞台に通ったりしていつのまにか多ステのオタクになったりしていましたが、概ね元気にオタクです。

 

そんな中、私にとっての夢で、憧れで、見つけてくれてありがとう、そんな舞台スタミュミュージカル2が開演し、幕を閉じました。

 

まだ夢の中にいるようで、まるで感想をまとめられなかったのですが、一月遅れで感想メモです。

 

スタミュミュージカル1st seasonが決まった時、すきな俳優が一番すきな原作に出演ということで、本当に本当に嬉しかったです。ただし不安も半分という中で、それでも俳優のオタク初心者ながらチケットを掻き集めて初日に臨んだ舞台。

役者たちのキラキラと、夢と、感謝にあふれた舞台に、こういうのが観たかったんだなあと思って製作にかかわったみなさんに感謝しかなかったのを覚えています。

現実はただの会社員なので、夢とか希望とか、なりたい自分になる物語に弱いです。でもそれは憧れだけじゃなくて、素敵な夢を叶える物語を見せてもらえたから、私もこの世界で頑張ろうって足取り軽く帰路につくような、そんな気持ちでたくさんになる舞台が大好きです。スタミュミュージカルは本当に私が一番夢をもらえる舞台でした。

そんな楽しい思い出の詰まった舞台の続編。

 

OVAの内容なので中身はだいたいわかっていたものの、蓋を開けると大好きな原作にさらにキャラクターたちの気持ちを捕捉して大好きになるようなお話が散りばめて構成されていて、本当に原作と製作がお話を大事にしてくれていることが嬉しかったです。

なんとなく全体の構成は1に比べて仕方ないもののバラバラっとした感じはありましたが、キャラクターひとりひとりに見せ場があって、唐突にミュージカルが始まる感じがあの感じ!!で満足でした。でも1ほどの衝撃はなかったかな。

 

でも大好きな華桜会もたくさん楽曲やダンスがあったりと、1で足りないなと思った気持ちが満たされたので良かったです。衣装変えもあって本当に嬉しかった!みんな!足が長くてダンスが上手い!!

個人的には暁役の滝沢くんが、鳳への複雑な思いとか学園への思いとかを丁寧にキャラクターを作られていて、スタミュミュの暁だなーといい意味で思いました。

 

OVAではそこまで刺さらなかった、ユメイロのOPが、初めて楽曲とダンスで始まった時、泣いてしまいました。ユメイロが、舞台の役者さんたちの未来というか、夢を追いかけ叶え続ける姿に重なってしまって、そこでキラキラ輝き続けることは難しいけれども、その夢を諦めないで欲しいなあとかエモーショナルな気持ちが溢れてしまって。夢っていいですよね…それくらい役者さんたちの情熱も伝わってきました。

推し、頑張って頑張って夢を叶えて欲しいなあ。

 

team鳳は相変わらずのデコボコなのにうまくまとまってるとこがとても良かったです。日替わりはもはや、毎日違う舞台を観てるなって気持ちで、日替わり、という意識より今日初めてみたこの舞台も楽しい!面白い!という気持ちになりました。すごい。やりすぎなとこもあったかもしれませんが私はすきです。

 

team柊はこれまで完璧だったのが、少しバラバラになって、そしてより結束を深めて行くところが、アニメで観れなかった部分で嬉しかったです。

戌峰役の丹澤さんがアニメ2期もしっかり見てくれたんだなあ、と感じられる日替わりでそこもすごく嬉しかったです。

ダンス全体を見る余裕が後半あったのですが、辰巳役の櫻井さんキレッキレすぎて王者の風格…!

 

最後、2期のOPで終わるところもこれからも続くことを感じさせてくれる終わりで嬉しかったです。

最後、鳳と星谷のやりとり、出会ってくれてありがとう、見つけてくれてありがとう、セリフが大好きです。

何気ない一言気持ちが相手の夢と希望につながる、大切なセリフだと思います。あとオタクたちの言葉だよねこれ!推し出会ってくれてありがとう!素敵な舞台にありがとう!素敵な役者さんたち、ありがとう!!

 

素直に嬉しくなって、満たされる舞台でした。