止まれない12人観劇

初日行ってきました。

まだ始まったばかりですしネタバレは避けたいので中身についてはまたゆっくり書きたいなと思ったんですが、めちゃくちゃよくて、みんなチケットまだあるから見てくれ!!!!!!!という気持ちでいっぱいになったのでさらっと感想を。

 

感想としては、ほんとに小劇場コメディだなと。作品としては何度か再演されてる後藤ひろひとさんの作品。後藤さんの作品初めて見た。

とてもテンポがよくて、このテンポ、演者さんたちの力だよなあと。コメディってテンポよくないと笑えないもんね。

昔はよく小劇場系の作品を、見ていたので2.5舞台にはないぎゅっとした演技がすごくよかったです。

 

電車の試乗に当たった12人を乗せて、その電車で巻き起こるドタバタ、なんですけどドンドン難題は起こる、登場人物はみんな一癖も二癖もある人たちばかり。ドタバタするなかで電車はぐんぐん進む。

スピード感と役者さんたちのハイテンションかつテンポのいい運び。基本電車の中でお話は進むのでずっとみなさん舞台に出ずっぱり。とても目移りしてしまって本当にもう一回は見たかった……最推し舞台を週末詰め込んでしまったのが悔やんでます。なぜ見たい舞台はかぶるんだ。

 

他の方も触れてますが某船長さんは少ししつこいネタだし大丈夫??って思ったけどわたしは笑えました。テンポとノリがいいからもうやだなにこれ!って笑えちゃうんですよね。元ネタは最初の流行っていたころしか触れてなくてあまりわからないんだけどまあ世代だしなんとなくわかるしそれよりも勢いにやられてしまった。

ただ全然わからない人はもしかしたら辛いかも。合う合わないだなこれは。

 

役者さんみなさんも実はあまり存じ上げない方も多かったんだけど一癖も二癖もあるキャラが完璧ですごかった!!!

番長さんのキャラがなんていうか最後勢いすごかった。他の舞台でも、何度か拝見してたんだけど。

推し、というか、推しのグループの子が出ていて、まあそのグループ箱推しだし今回出ていた子もキャラクターが大好きなこと、また役付きの舞台が初、ということでおめでたすぎて見に言ったんだけど本当によかった……とっても、いい役柄でした。すごい、初とは思えない………(普段からアンサンブルとか定期公演はやっていたけれども)

素晴らしい役者さんたちに食らいついたんだなあと。普段からコミックリリーフ的な役回りが多いのでぴったりでした。見せ場もあってよかった………おかまだったけど………初めての役がおかま…………

 

肌に合う人にはあって、ニコニコできる作品で、なんだか辛いことがあったときにでも思い出すと勢いでふふっ、って笑えてしまうよい作品だと思います。

派手な作品ではないけれども少しでも気になったらぜひまだ当日券もあるみたいですしオススメします。

 

舞台後ハイタッチがあって、推しさんはいないけどまあ行ってみるかーと参加したんだけど番長さんの神対応(両手をぎゅってしてくれる)に、落ちてしまうところでした。あんな笑顔あかん………